おにぎりの海苔をパリパリにできる包み方とは
おにぎりをお弁当で持っていくと、海苔を巻いた状態でアルミホイルやラップで包んでしまうので、食べる頃にはしっとり感が強いものになって、残念に思うことがあります。おにぎりと海苔を別々で持って行っても、荷物がかさばってしまい、食べるときにも面倒です。コンビニエンスストアの商品のような、海苔がパリパリのままのおにぎりは、家庭では作れないのでしょうか。 実は家庭にあるもので、簡単に作ることができます。専用のラッピングフィルムを買う必要もありません。まずアルミホイルとセロハンテープを用意してください。海苔を半分に切ります。アルミホイルを海苔の長さより1から2cmほど長く切ります。その中央に海苔を乗せ、観音開きになるように両サイドのアルミホイルを畳みます。この時、中央が少しだけ重なるように、また両サイドには2cmほどのすき間を開けて畳むようにします。次に表に返して、アルミホイルの合わせ目にセロハンテープを一本貼ります。片側だけ長めに切り、セロハンテープを折り返して持ち手を作っておきましょう。合わせたアルミホイルを裏返して、観音開きの中央におにぎりを置きます。セロハンテープの持ち手が付いていない方から、おにぎりを包みます。これで完成です。 食べる時には、セロハンテープの持ち手を引いてアルミホイルをぐるっと一周剥がし、切れたところを左右に引きアルミホイルを抜き取るだけです。 上手く作るためのポイントは、包むおにぎりは必ず粗熱を取り、冷ましたものを使うこと。またアルミホイルを抜き取る時に一緒に引っ張ってしまわないよう、おにぎりのサイズを海苔の幅より小さくすることの二点です。
海苔の豆知識一覧へ戻る