味付海苔は糖質量に留意して食べよう
日本人の食生活にとってなじみの深い海苔ですが、8世紀頃にはすでに食べられており現在に至るまで食べ続けられており、ホテル等の朝食にはよく付いてくる等外食においてもよく使われています。この海苔ですが、栄養成分としては体を作る成分であるタンパク質を含むほかにお腹の調子を整える食物繊維も含まれており、さらに体調を整える成分であるビタミンが多く含まれています。特に髪の色や肌のつやに影響を与える血流を促進するビタミンEが豊富に含まれており、海藻を食べるとハゲないといった話に一役買っているのが海苔なのです。この海苔にはプレーンな海苔に加え味付海苔が存在します。では、味付海苔の栄養成分とはどのようになっているのでしょうか。 この点、海苔そのものの成分については、炭水化物の構成要素である糖質と食物繊維のうち食物繊維が多数を占めているので糖質量が少なく、ダイエット等の健康食品として食することができるものといえます。具体的には市販品の一例だと100グラムあたり焼き海苔で8.3グラム程度といった量になります。これに対して味付海苔は、海苔の味を濃くするためにみりんなどの糖質を含むもので味付けしますので糖質量が増加してしまいます。具体的には100グラムあたり16グラム程度になり、プレーンな焼き海苔と比較すると2倍程度の量になってしまいます。糖質を制限する食事をしている場合には海苔が健康食品だからといって多く食べるとその海苔が味付海苔だった場合には思わぬ量の糖質を摂取してしまうので注意が必要です。
海苔の豆知識一覧へ戻る