味付海苔の塩分は意外と少ないのです
焼き海苔を食べる時、そのままご飯を食べる人もいるかと思われますが、大半の場合が醤油を少々海苔に付けてからご飯を包んで食べる人は多いのではないでしょうか。醤油は大豆を発酵させたもの、塩などが原料になるため、塩分が多く含まれています。血圧が高めの人などは塩気をなるべく減らさなければならないなどの注意点があるわけですが、味付海苔を使えば醤油を使わずにご飯を食べる事が出来ます。 味付海苔のイメージの中には塩分が多い、塩気を減らさなければならない人にとっては良くないものなどがあるのではないでしょうか。一般的な焼き海苔は海苔を板状にして乾燥させたもので、塩などを使っていません。そのため、焼きのりは醤油をつけなければ塩分を抑える事が出来ます。これに対して味付海苔は塩などで味付けしているので塩分が多いなどのイメージに繋がるわけです。ちなみに、商品には必ず成分表やそれぞれの成分量が明記してあります。味付海苔の塩分がどれだけ含まれているのかを見た時に、大量に塩が入っているイメージを持つ人も、成分量を見て驚くのではないでしょうか。 ちなみに、高血圧の食事療法には1日の塩分量は6グラム以下、1食あたり2グラム以下などの厳しい制限があると言われています。味付海苔の塩分量は商品により様々ではありますが、1袋5枚入りの味付海苔などの場合、1袋の塩分量は僅か0.06グラムになっています。この事からも、味付け海苔は意外と塩分が少ない、食べ過ぎなければ塩分過多にならないわけです。
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